TJラボでは3月12日、今年度の成果を発表するゴールズミーティングを都内で開きました。当日は、TJプレナーとメンターらが集まり、メンタリングで得た学びを共有しました。当日の模様をご報告します。
鹿革ブランドを立ち上げた渡辺洋平さんは、自分が何屋なのか深堀できたと言いました。
当初は鹿革の財布などの製作販売を生業にしようと考えていました。ですが、競合と比べて、自身の強みを分析したところ、鹿革を使いたい企業や団体の手伝いをすることに特化していく道を選びました。
渡辺さんは現役大学生でもあり、Z世代のつながりを持っています。今後、どのような連携を生み出すのか楽しみです。
販売する生ジビエが好評で、すでに事業としての実績を残しているRE-SOCIALの笠井大輝さん。TJラボでは、新しく立ち上げるペット向けのフードなどをメンターと話しました。
日本ではコロナ禍もあり、ペットを飼う人は増え、その数は子どもよりも多いです。ジビエのペットフードも出てきた中で、自分たちの強みを探りました。
TJラボの期間中に一般社団法人ヤングケアラー協会を立ち上げた宮崎成悟さん。助成金事業にもエントリーして、見事採択されました。
まさにゼロから1のフェーズで参加した宮崎さんとは、強みであるヤングケアラーのオンラインコミニュティを活かした事業や団体のブランディングなどをメンタリングで話し合いました。
宮崎さんはさまざまな媒体に出て、ヤングケアラーの専門家として名が知られています。表面化されづらいヤングケアラー問題をどう変えていくのか期待です。
佐藤新平さんと塚田拓さんの二人組は、メンターと「話し合い」で終わるのではなく、実際に協働を起こしました。
メンタリングでは、地域社会のインフラを整備する事業モデルの壁打ちから始まりましたが、回数を重ねるごとに事業のターゲットや戦略の最適化を図りました。
TJラボ期間中に、プレ事業も行いました。TJラボがきっかけで出会ったメンターと意気投合し、今後は協働事業も考えています。