2019年度のメンバー
TJプレナー
菅野 瑞穂
日本女子体育大卒業後、2010年4月から実家の福島県二本松市に戻り親元で有機農業(米・野菜・もち加工)を学ぶ。震災原発事故後、福島の農業の現場を伝えるために「きぼうのたねカンパニー株式会社」を2013年3月設立。2019年より、新たな拠点で自分らしい生き方や多様な地域との関わりの視点をもつことを機にご縁のあった宮城県南三陸町に移住。大学時代から始めたセパタクローは競技歴13年、年に1度福島大会を主催している。
事業紹介
「たねをまくことは命をつなぐこと」をモットーに、人とひと、人と自然がつながる体験プログラムを主宰。農業や食を通して、人々が学びあうことや成長しあうキッカケの場づくりを行う。体験ツアーや参加型ワークショップをおこない、人と自然が寄りそい深い感動やつながりの価値を提供していく。命とつながる持続可能な循環型地域社会の実現に向け、この地球の大地と人の心にきぼうのたねをまく活動を目指す。
濱崎 皓王
小中高と英語イマージョンスクールに通い、高校卒業時に国際バカロレア取得。両親が経営者だった事もあり、幼い頃から起業にも興味をもつ。その一方でJAXAの高校生プログラムに選出され、環境問題を解決するような研究者にも惹かれる。2018年に、九州大学の国際プログラム(IUPE)農学部生物資源環境学科に入学し、現在休学中。意識の低さが大きな原因であるゴミ問題を解決する上で、「ゴミ意識の常識を創る」をビジョンに collEco の事業化を目指す。
事業紹介
私たちの住む地球が日に日に汚れていくのは誰の責任でしょうか?数ある環境問題の中で、collEcoは ゴミ問題 に焦点を当て、今までとは違う手法でリサイクル・ポイ捨て問題を解決します。スマホアプリ と IoTゴミ箱 を用いて、ゴミを正しく分別して捨てると『お得に徳が積める仕組み』を構築し、一人一人のゴミに対する意識を根底から変えます。ゴミを捨てる事を、楽しく・お得なサービスにする事で街も人も綺麗な日本にして見せます!
二枝 徳英
1993年福岡県出身。高校を卒業後、台湾へ語学留学。留学後は日本へ帰国予定であったが、もっと台湾で多くの事を学びたいと想い、台湾輔仁大学の国際貿易学科へ進学。2017年大学を卒業後は福岡へ戻り、父の経営する会社へ入社。留学などの経験を活かし、海外へ自社の想いを広める海外担当として勤務。『エアコンが1台もない』新しいホテルの在り方を提案する『HOTEL GREATMORNING』では開業準備から携わり、2019年11月に1周年を迎えた。このホテルを世界中に広げることで世界中の人々を幸せにすることをミッションと考えている。
事業紹介
「エアコンゼロで、人と環境にやさしい」グレートモーニングというホテルを福岡で運営。自社で研究開発等を行った商品やテクノロジーを活用し、より良いホテルを目指す。現在は国内4件のFC展開、国外では上海と韓国にてプロジェクトが進んでおり、国境を超えて少しずつファンが増えてきている。この波をさらに加速させ、全世界に「人と環境にやさしい」ホテル文化を展開していく。
武田剛
1987年1月7日、福島県田村郡三春町生まれ。地元の高校を卒業後は美容師を志し、東京で美容師として働く。2011年3月の東日本大震災がきっかけとなり、2012年2月に地元に戻り両親が営んでいた農林業の仕事に従事。その後、両親の事業から「薪部門」を独立させ、2015年11月「株式会社薪商はぜるね」(まきしょうはぜるね)を設立。薪ストーブ用の薪を、原木の伐りだしから流通・販売まで一貫して行っている。
事業紹介
一般家庭向け薪ストーブ用の薪を、原木の伐採から薪の製造・流通・販売を一貫して行っています。顧客数は700件を超え、配達エリアは福島県を中心に東北・関東圏の山形県・宮城県・新潟県・栃木県・茨城県・埼玉県・千葉県、8県にまで広がっています。現在は、福島県の他に茨城県つくば市に薪のストックヤードがあります。その他、森林組合からの請負や太陽光発電予定地の立木の伐採、岩手県九戸村にて原木しいたけ栽培用の原木伐採・流通にも携わっています。
TJインキュベーター
荒木 恵理子
九州大学経済学部を卒業後、(株)福武書店へ入社(現ベネッセホールディングス)。進研ゼミ高校講座で現代社会、政治経済・倫理の編集、マーケティング、赤ペン企画、講座設計業務等を経て、複数の新規事業開発に携わる。現在は「未来の子どもたちに美しい地球を残したい」という想いのもと(株)ベネッセグループホールディングス ブランド・CSR部CSR課で環境負荷削減・環境教育を担当及び(一社)電気自動車普及協会 理事・事務局長としてEV/PHV/FCV普及による環境負荷削減を進めている。
応援メッセージ
環境問題はグローバルでも非常に大きな課題となっており、これはリスクでもありますが、その一方大きなチャンスでもあります。多くの方々にとって素敵な未来を創っていくために、ぜひとも素晴らしいビジネスプラン作りのご協力ができればと思います。「自ら作る未来」を実現して参りましょう!!
石田 吉信
株式会社Lond代表取締役。美容師として都内3店舗を経て、28歳の時に異例の「専門学校のクラスメイト6人」で起業。現在銀座を中心に国内外、計19サロンを運営中。1号店のLondがHotpepper beauty awardで3年連続売り上げ全国1位を獲得。「従業員第一主義」「従業員の物心両面の幸福の追求」を理念に、70%以上という言われる高離職率の美容室業界で低離職率(7年目で130人中5人離職)を実現。また美容業界では未だほぼ皆無であるCSR、サステナビリティに向き合い、実践の傍ら普及にも努めている。
応援メッセージ
「社会起業家」というのは社会課題からの事業創出として、より公共性の高い事業と思っています。ただ、公共性の高いもの、日々の人々の不便や不満に基づかないビジネスほどどうしても中長期的にビジネスをやっていかねば、実現や継続は難しい。ビジネスとして継続させていくには、purpose、広報、コレクティブインパクト、エンタメ性等々様々なアイデアが必要とされるので、是非TJラボで一つでも事業に役立つ発見をしていただければと思います。
内山 沙綾香
大学在学中、インドで1年間持続可能な農業を学ぶ。貧困農家のためのソーシャルビジネスがしたい!と卒業後株式会社ボーダレス・ジャパンに入社。入社4ヵ月でミャンマーでハーブ栽培事業の立ち上げを行う。約半年間ミャンマーに滞在後帰国しハーブティー販売事業部のWEBマーケティング・営業を担当。2016年8月にミャンマーの貧困農家の所得向上を目的に、BORDERLESS FARM社を立ち上げる。ミャンマーと日本の2拠点で活動後、現在はバックアップオフィスで社会起業家のサポートを行う。
応援メッセージ
自身のやりたいことを実現するには、ビジネススキルもノウハウも必要だと思いますが、何より大切なのは夢を実現するんだという”強い想い”だと思います。その想いが、辛い時も乗り越えさせてくれると思っています。これから夢の実現に向け、全力で進んでいってください!
熊野 正樹
九州大学 学術研究・産学官連携本部 ベンチャー創出推進グループ 准教授/博士(商学)。九州大学起業部顧問、同志社大学卒業後、銀行、コンサルティング会社、TV番組制作会社、 上場ベンチャーを経て2005年に起業。同志社大学専任講師、崇城大学准教授を 歴任。2016年6月より現職。福岡市国家戦略特区指定法人評価委員会委員長。一般社団法人QU Venttures代表理事。
応援メッセージ
いつの時代も、未来を創造していくのは若い力です。環境・社会課題を見つけ出し、ビジネスで解決して社会を変革していくことが求められています。事業にかける強い気持ちとやり抜く力を持ってください。期待しています。
佐々木 喬志
株式会社FoundingBase 共同代表取締役CEO。学生時代にインターンシップのフリーペーパーを創刊。リクルートHRMを経て、26歳の時に外国人留学生の就職支援を行う企業の創業を経験。2012年から意思ある地域と意思ある若者をマッチングし、町長付としてまちづくりに取り組む「FoundingBaseプログラム」の前身となるプロジェクトをスタート。2014年に法人化し、現在は19名の社員、40名以上のメンバー、7つの自治体と協働しながら魅力ある人づくりと地域づくりに取り組む。
応援メッセージ
私がアドバイスできることは基本的にありません。といいますのも、今までに5つの事業立ち上げをやってきましたが、最終最後「どんな世界を創りたいのか」が一番大切なことで、答えは皆様の中に存在すると思っているからです。皆さんの想いをカタチにする事に少しばかり貢献できる時間になると嬉しいです。共に頑張りましょう!
佐藤 祥子
1985年、雪国生まれ。RIDE MEDIA&DESIGN株式会社 サステナビリティ統括 サステナブルデザイナー/THE VOTEディレクター/Circular Initiatives & Partnersアドバイザリー。インポートアパレル企業でのプレス・バイヤー、新聞社勤務を経て、2018年より現職。環境破壊をはじめとしたあらゆる社会課題を解決するため、プロダクト開発やアーティストディレクション、イベント企画など、既存の枠組みを超えたサステナブルなプロジェクトを数多く手掛ける。
応援メッセージ
“ビジネス”の在り方は変わりました。今、私たちには、地球規模・宇宙規模の果てしなく広い視野を持ったゲームチェンジが求められています。恐れを知らず、何事にもとらわれない。そんな刺激的なアイデアを交し合えることを楽しみにしています。
新城 榮一
福島県会津若松市生。「福島駅西口インキュベートルーム」統括マネージャー。自らが多くの起業体験・企業経営を行うと共に、福島県が2003年に設置したインキュベートルームのメンターを務めている。東北大学大学院経済学研究科特任准教授、福島県立医科大学復興推進課経営アドバイザーなどを務めた。現在は(一社)日本ビジネス・インキュベート協会(JBIA)理事・事務局長等。創業・ベンチャー国民フォーラムJapan Venture Awards 2008起業支援家部門奨励賞受賞。第1回スタートアップ・アドバイザー・アワード審査委員特別賞受賞。座右の銘は「三度の飯より酒が好き」
応援メッセージ
福島県では東日本大震災以降、環境的、社会的問題の解決を標榜するソーシャルベンチャーが数多く誕生しています。しかし、その多くが事業の途中断念、停滞等に至る現象も現場で起こっております。TJプレナーの皆様にはこの壁を乗り越える素晴らしいビジネスモデルを構築し、次代を切り拓いて頂きたいと思います。
たいら 由以子
ローカルフードサイクリング㈱ 代表取締役社長、NPO法人循環生活研究所理事。1996年暮らしと土の改善をつなぐ半径2km圏内の資源循環構想を立案。1997年コンポスト研究・普及活動開始。2005年内閣府とコンポスト人材養成・支援事業構築、2009年 国連機関と海外ノウハウ移転事業、アジア3R推進事業開始。2015年生ごみ資源化100研究会設立、2017年ローカルフードサイクリング、2019年ボーダレスジャパングループとしてローカルフードサイクリング㈱を設立。
応援メッセージ
これまでの事業を通してお役に立てたらと思っています。応援します。
高田 直美
So支援事務所 代表、中小企業診断士/認定経営革新等支援機関。企業にて、マーケティング、戦略、研修等に携わる。中小企業診断士として、経営支援、研修、執筆、各種申請支援、地域活性化支援、女性活躍支援、子どもの未来プロジェクト等に従事している。
応援メッセージ
起業家の想いを叶えるための支援を行っていきます。環境・社会課題の解決を目指して、ソーシャルイノベーションを起こすために一緒に伴走していきたいと思います。
二村 元基
アシックス退職後、青年海外協力隊でウガンダ派遣。2017年2月プロサッカー選手本田圭佑のマネジメント会社であるHONDA ESTILO㈱に入社(2018年4月に分社しSOLTILO㈱)、アフリカ統括マネジャーに就任。2017年9月よりウガンダのサッカークラブBright Stars FCの運営を、2017年12月よりケニア/ウガンダ/ルワンダの機会に恵まれない子どもを対象としたチャリティPJ「AFRICA DREAM SOCCER TOUR」を開始。現在は営業部長としてアジア(中国/タイ/カンボジア)アフリカ(ケニア/ウガンダ/ルワンダ)で、サッカースクールやサッカークラブの運営など海外事業全体の管理責任者を務める。
応援メッセージ
高い志を持つ皆様と出会い、2050年の地球の未来を考えられることをとても嬉しく思います!TJプレナーの方と切磋琢磨しながら、お互いに高め合える時間を過ごせれば何よりです。
四角 大輔
ニュージーランド湖畔の森でサステナブルな自給自足ライフを営む。エシカルな現場を視察するオーガニックジャーニーを続け、65ヶ国以上を訪れる。the Organic副代表、グリーンピース&環境省アンバサダー。 著書に、『人生やらなくていいリスト』『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』 『バックパッキング登山入門』『LOVELY GREEN NEW ZEALAND』など。レコード会社プロデューサー時代には、10度のミリオンヒットを記録。Instagram&公式メディア:4dsk.co
応援メッセージ
国連によると、もしぼくらが今まで通りの暮らしと経済活動を続けると、2030年には人類が地球で暮らせなくなる危険が生じるという。地球環境と人の健康を傷つけるビジネスはもういらない。効率性と利潤だけを優先する経済活動は、ダサすぎる。そう思うのはぼくだけじゃないはず。未来のための一歩を、一緒に踏み出そう。
TJコンシェルジュ
岡田 慶子
自分の感性にピンときた業種・業態・職種に関連性のない10数回にわたる転職経験を持つ。人の想いを引き出すこと、物事の本質を見抜くこと、周囲を巻き込む力を組織のマネジメントや事業推進に活かす。現在は「自分らしいキャリア選択」を支援するユニキャリアを主宰し、経営者や個人へのメンタリング、ワークショップ等を行っている。なかでも自らのキャリアを意思の通りに導く「未来型プロフィール」の作成は、自己表現できるツールとして好評。年間50回を超えるイベント企画やサロン運営を通して人の結節点となっている。
野村 尚克
Causebrand Lab.代表。専門はソーシャルプロデュース。「コーズブランド/寄付つき商品」という概念を日本で初めて提唱し、これまでにいくつものソーシャルマーケティングやコレクティブ・インパクト事業を手がけている。主な著書に『世界を救うショッピングガイド』、『ソーシャル・プロダクト・マーケティング』(共著)。主な委員に経済産業省「カーボンフットプリントを活用したカーボン・オフセット製品等試行事業研究会」委員、環境省「小型家電リサイクル法を中心とする各種リサイクル制度等の普及啓発方法に関する検討委員会」委員などがある。
TJサポーター
オルタナ
ボーダレス・ジャパン
ローランズ
巧流
2019年度レポート一覧