2020年度のメンバー

TJプレナー
大久保 夏斗
2000年8月16日生まれ。神奈川県相模原市出身。東京農業大学国際農業開発学科2年/合同会社HAYAMI代表。フィリピンで国際ボランティアに参加し、18歳の時、兄の影響でスペインや南米でバックパックを始める。大学の授業と両立させながら、合同会社HAYAMIを経営している。

事業内容
ベトナムで栽培しているレピロニアと呼ばれる植物から製造される草ストローを日本全国の飲食店に向けて販売している。現在、いくつかの店舗で利用される紙ストローには味や匂い、口触り、耐久性がないという課題がある。また生分解性プラスチックは一定環境下でしか分解されず、自然界にそのような環境はすくない。そこで機能性、生分解性のバランスのとれた草ストローで従来のエコストローの課題を解決している。草ストローを利用していただくことがプラスチックゴミの削減に繋がるだけでなく、利用後に肥料や飼料としての再利用も検討しており循環型の社会を目指す。
清水 雅士
2013年東京理科大学大学院基礎工学研究科生物工学専攻修了(工学修士)。2014年Green Earth Institute株式会社入社。同社にて遺伝子組み換えコリネ型細菌を利用したアミノ酸、アルコール発酵の研究開発及びスケールアップ、事業企画等に従事。その後、同社退職後2018年8月マイクロバイオファクトリーを設立し代表取締役に就任。

事業内容
近年、SDGs や環境への関心から従来の化石資源を利用した化学合成プロセスに代わる物質生産方法が求められている。微生物を利用した発酵プロセスは化学合成に比べて使用エネルギーが少なく、また原料に再生可能なバイオマス資源を利用可能なことから環境負荷の低い製造方法として注目されている。このような背景から当社では微生物発酵による有用化学品生産事業を行う。現在は、デニム染料として利用されるインジゴや抗酸化、抗菌、接着機能がある化合物の発酵生産に取り組む。将来は、開発化合物のパイプラインを増強し、従来化石資源で作られる化合物をバイオマス資源から生産する事業を拡大する。
中井 沙織
金融機関で機関投資家向けサービスに従事後、現在は通信会社のFinTech部門にて
主に個人向けの金融サービスに従事。筑波大学大学院在学中。

事業内容
個人、事業会社、金融機関を結ぶESG情報プラットフォーム。『お堅い』場所で、『お堅い』フォーマットで公開・提供されているESG(情報)の取り組みを、『意識高い』 『自分とは関係ない』 から、『面白そう』 『かわいい』 『かっこいい』に変える。カジュアルな三方よし。個人だけ、事業会社だけ、金融機関だけ、では成し遂げられない取り組みにより、ひいては2つの環境・社会課題(ESG促進×投資促進)の解決を目指す。
宮崎 成悟
1989年生まれ。家族介護歴14年目。立教大学卒業。新卒で医療機器メーカーに入社するが、3年で介護離職。その後、医療・介護系ベンチャー企業複数社を経て、Yancle(ヤンクル)を創業。2020年1月ボーダレスジャパン・グループに参画

事業内容
・家族の介護をしている若者の就職転職支援
介護と仕事で悩む人や介護離職しそうな人、介護離職後のブランクがある人などを、介護経験のある転職エージェントが、介護に理解のある会社に繋ぐ事業。エージェントが求職者の介護の状況を理解し、それぞれの家庭に寄り添った支援をする部分がポイント。
・ヤングケアラー/若者ケアラーのオンラインコミュニティ
40歳以下で家族の介護を担う若者のピアコミュニティ事業。これまでヤングケアラーや若者ケアラーと呼ばれる人々のコミュニティはオフラインでしか存在せず、数も限られていて、参加できる人が少ない状況だった。そこでオンライン上のコミュニティを創設し、参加人数は現在100名程度。
TJインキュベーター
荒木 恵理子
株式会社ベネッセホールディングス ブランド・CSR部CSR課/電気自動車普及協会 理事・事務局長

プロフィール
九州大学経済学部を卒業後、(株)福武書店へ入社(現ベネッセホールディングス)。進研ゼミ高校講座で現代社会、政治経済・倫理の編集、マーケティング、赤ペン企画、講座設計業務等を経て、複数の新規事業開発に携わる。現在は「未来の子どもたちに美しい地球を残したい」という想いのもと(株)ベネッセグループホールディングス ブランド・CSR部CSR課で環境負荷削減・環境教育を担当及び(一社)電気自動車普及協会 理事・事務局長としてEV/PHV/FCV普及による環境負荷削減を進めている。
石田 吉信
株式会社Lond代表取締役

プロフィール
株式会社Lond代表取締役。美容師として都内3店舗を経て、28歳の時に異例の「専門学校のクラスメイト6人」で起業。現在銀座を中心に国内外、計19サロンを運営中。1号店のLondがHotpepper beauty awardで3年連続売り上げ全国1位を獲得。「従業員第一主義」「従業員の物心両面の幸福の追求」を理念に、70%以上という言われる高離職率の美容室業界で低離職率(7年目で130人中5人離職)を実現。また美容業界では未だほぼ皆無であるCSR、サステナビリティに向き合い、実践の傍ら普及にも努めている。
稲葉 哲治
エシカルペイフォワード プロデューサー/サーキュラーHR編集長/NPO法人GEWEL理事

プロフィール
エシカルブランドのセレクトショップ「エシカルペイフォワード」プロデューサー。他にも、㈱Waris コンサルタントや、ダイバーシティ&インクルージョンを推進するNPO法人GEWEL理事、ワールドカフェ・OSTファシリテーターとして活動中。
エシカルを軸にソーシャルセクターでも活動し、フィリピン少数民族と作るブランド「EDAYA」や「エシカル男子の会」、参加型社会投資イベント「SOIF」などで人と社会の関わり方の変革を行う他、ソーシャルビジネスのハンズオンインキュベーションも実施。
内山 沙綾香
株式会社ボーダレス・ジャパン

プロフィール
大学在学中、インドで1年間持続可能な農業を学ぶ。貧困農家のためのソーシャルビジネスがしたい!と卒業後株式会社ボーダレス・ジャパンに入社。入社4ヵ月でミャンマーでハーブ栽培事業の立ち上げを行う。約半年間ミャンマーに滞在後帰国しハーブティー販売事業部のWEBマーケティング・営業を担当。2016年8月にミャンマーの貧困農家の所得向上を目的に、BORDERLESS FARM社を立ち上げる。ミャンマーと日本の2拠点で活動後、現在はバックアップオフィスで社会起業家のサポートを行う。
蔵元 左近
オリック東京法律事務所 弁護士

プロフィール
日本・米国・シンガポールでの執務経験があるビジネス弁護士(日本国弁護士、米国ニューヨーク州弁護士)。
日本の企業・個人の経済活動の創造と革新、それに伴う社会課題の解決に一番の関心。ビジネスを理解した上での実践的な法的サポートに取り組んでおり、これまで、ベンチャー企業を含む様々な事案で多くの企業をサポートしてきた。日本では数少ない、SDGs経営やESG分野に対応する法律専門家でもあり、そのような観点からのサポートも行うことが可能。
小暮 剛
西武信用金庫 事業支援部推進役

プロフィール
2004年4月、西武信用金庫に入庫。2014年5月までの約10年間、羽村支店、浜田山支店、矢部支店(開設準備室含む)と営業店を経験し、主に法人営業を担当。
2014年6月~3年間、環境省所轄の官民ファンド「一般社団法人グリーンファイナンス推進機構」へ出向し、地域活性化及びCO2削減に資するプロジェクトへの出資業務を経験。2017年6月より現所属部署である法人推進部にて商品企画、お客さまの課題解決に資する連携先やビジネスマッチング先などの拡充、環境関係の推進業務を担当。
新城 榮一
株式会社ニセンエックス 代表取締役

プロフィール
福島県会津若松市生。福島駅西口インキュベートルーム統括マネージャー。自らが多くの起業体験・企業経営を行うと共に、福島県が2003年に設置したインキュベートルームのメンターを務めている。東北大学大学院経済学研究科特任准教授、福島県立医科大学復興推進課経営アドバイザーなどを務めた。(一社)日本ビジネス・インキュベート協会(JBIA)理事・事務局長等。創業・ベンチャー国民フォーラムJapan Venture Awards 2008起業支援家部門奨励賞受賞。第1回スタートアップ・アドバイザー・アワード審査委員特別賞受賞。座右の銘は「三度の飯より酒が好き」
高田 直美
So支援事務所 代表

プロフィール
So支援事務所 代表、中小企業診断士/認定経営革新等支援機関。ソーシャルビジネス領域に強い関心を持ち、これまでも起業支援アドバイスを実践。また、企業内にて、マーケティング、経営戦略、社員研修等に携わる一方、中小企業診断士として、数多くの経営支援、研修、執筆、各種申請支援及び地域活性化支援、女性活躍支援、子どもの未来プロジェクト等のコンサルティングを行ってきた。
堤 春乃
READYFOR株式会社 CEO室マネージャー

プロフィール
早稲田大学法学部卒。新卒でTech in Asiaに入り、1000人規模のテックカンファレンスの開催、マーケティング、PRなど幅広い業務に従事。より挑戦する人に持続的にお金を流す仕組みを創りたいと考え2019年にREADYFORにジョイン。入社後は中長期戦略策定・法人向け事業READYFOR SDGsの立ち上げ・CI刷新・8億円の支援を集めた新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金の立ち上げなど幅広い業務を担当。
TJコンシェルジュ
岡田 慶子
読み手を動かす「未来型プロフィール」の事業化に注力するユニキャリア主宰&プロフィールスタイリスト。自らの直観に委ねた異業種・異職種への転職経験は10回以上で、アルバイトから役員までの役割経験を持つ。得意なことは、人の潜在的なポジティブアイコンのスイッチを見いだすこと。音声や動画配信をとおして、イイヒト、イイモノ、イイコトを発信中。地方創成プロジェクトの熱中小学校を展開する熱中学園理事。

野村 尚克
Causebrand Lab.代表。専門はソーシャルプロデュース。「コーズブランド/寄付つき商品」という概念を日本で初めて提唱し、これまでにいくつものソーシャルマーケティングやコレクティブ・インパクト事業を手がけている。主な著書に『世界を救うショッピングガイド』、『ソーシャル・プロダクト・マーケティング』(共著)。主な委員に経済産業省「カーボンフットプリントを活用したカーボン・オフセット製品等試行事業研究会」委員、環境省「小型家電リサイクル法を中心とする各種リサイクル制度等の普及啓発方法に関する検討委員会」委員などがある。

TJサポーター
オルタナ
2020年度レポート一覧